2009年11月22日日曜日

肝はレガシーコントロール

CCTVシステムは二十年以上の歴史があり、テクノロジー的には古い世代の技術です。
カメラ映像はNTSC/PALで知られるています。これは1953年に規格が制定され50年以上の歴史を持つ偉大なる規格です。

最新のIPでもマーケットの90%以上がこの規格に準じた映像で知られています。
つまり、どのようなメーカーのアナログカメラでも最新のIPエンコーダでIP化できると言うことです。
しかしながら考慮すべきは点が一つだけあります、それはPTZコントロール(回転、上限、ズーム)です。

PTZコントロールの原型は外部からの電力駆動方式です。

これの進化型が接点制御です。

次にシリアルコミュニケーション(RS-232C RS-422 RS-485 Bi-Phase)が知られています。
シリアルコミュニケーションでは俗にプロトコルと言われているカメラ制御コマンドを介してカメラを制御します。

OMNICASTでは多様なカメラプロトコルを支援していますが残念ながら日本製ではPanasonic Sony JVC Sanyo Canon等に限定され、それもワールドワイド対応品に限定されてしまいます。

日本ではメーカーの囲い込み戦略や諸所の事情で多種多様なプロトコルが存在している。

私の会社ではこの問題に対応するためにPC0926Aというプロトコルコンバータを2003年から提供している。 もっとも大変なのは日本のプロトコルにはACK/NAK制御があり、海外のプロトコルにはそれがない。 この為ジョイスティックなどの連続して大量に発行されるコマンドに対してコントロールが大変しにくい。 マウスで操作している分にはまったく問題ないのだが。

さて、どうしたものか。


Hi

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