2009年11月16日月曜日

IODEP その3

OMNICASTでサポートされるIOデバイスの拡張プラグイン(IODEP) その3

Omnicastマクロからデバイスを操作する

本アプリケーションでは、Omnicastのカスタムイベントに対応しています。所定の書式でカスタムイベントを発行すると、サポートしているデバイスに対してコマンドを実行することができます。

Omnicastサーバーマシンへの特段のアプリケーションインストールなどは必要ありません。また、この章でのイベント定義、マクロ編集の前後で、本アプリケーションの再起動は必要ありません。

連携デバイスにコマンドを送信するためのマクロ作成手順

Omnicast Config Toolにて、連携デバイスにコマンドを送信するカスタムイベントを定義し、マクロ中でそのイベントを発行する手順について解説します。

カスタムイベントの定義

1. 下図のように、Config Toolの「ユーザー定義イベント」ペインを表示します。


2. 「+」ボタンをクリックして「新しいイベント」ダイアログを表示し、「説明」には

・Selcoマルチプレクサへコマンドを送信する場合は「Execute-Selco」
・MOXA E2000シリーズへコマンドを送信する場合は「Execute-Moxa」と入力します。

3. 「値(イベントID)」は任意の値とします。他に定義されたイベントと重ならない値を指定してください。

4. 「了解」ボタンをクリックし、カスタムイベントの定義は完了です。


マクロの編集
1. Config Toolの「アドイン管理」にて、編集したいマクロの「プロパティ」画面を開きます。


2. 「+」ボタンをクリックして「ステップ」編集ダイアログを表示します。


3. 「コマンド」から「カスタムイベントを送信」を選択します。

4. 「イベントID」は、送信先デバイスの種類によってカスタムイベントを定義したときの値を入力。

5. 「元のGUID」は現在編集しているマクロを選択。

6. 「パラメータ」は任意の整数値(0でかまいません。アプリケーションで使用しません。)。

7. 「備考」には、

・Selcoマルチプレクサへの実行コマンドの場合は4.5.2 章の書式に従ったコマンド文字列

・MOXA E2000シリーズへの実行コマンドの場合は4.5.3 章の書式に従ったコマンド文字列

を、「,(カンマ)」で連結して記入します。

(註)コマンド定義ファイルでは、複数の実行コマンドをタブ文字で連結しましたが、ここではカンマで連結します。なお、カンマの前後にスペースを入れることは自由です。


この例では、マルチプレクサ1番を3x3レイアウトにして、5秒ウェイトした後、カメラ1番に切り替えます。


8. 「了解」をクリックしてダイアログを閉じ、「適用」をクリックしてマクロを保存します。

マクロの実行
編集したマクロを実行すると、マルチプレクサにコマンドを送信できます。

Hi


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