2009年11月17日火曜日

PSIA/ONVIF

PSIA / ONVIF

すべてのカメラがネイティブにPSIA / ONVIFをサポートしていても、VMベンダーはまだすべての主要なメーカーの為に独自仕様のプロトコルをサポートして、そして維持しなければならないでしょう。なぜならPSIA / ONVIFは常に最新の、そして最も素晴らしい機能に1年あるいは2年ほど遅れるからです。 エンドユーザは新しいIPカメラの最新機能を使用するのに一年待つことを受け入れられないでしょう。

誤解しないでほしいのは、PSIA / ONVIFはIPビデオ監視産業に起きた最も良いことだということです。なぜならすべてのIPカメラモデルのために存在するドライバを実行 / テスト/ 保守することは不可能ですから。

そしてもっとも重要なことはPSIA / ONVIFはVMベンダーの生き残りをかけた最後の戦いの場となるに違い無いという事です。特に日本でのベンダーが生き残るチャンスは殆どないともいえます。

なにせ、まともにRTP/RTSPですらサポート出来ないか、インドのアウトソースを買ってきて国産唯一のとかなんとかのレベルです。またNVRにおいては囲い込み戦略では生き残れないのです。

つまり、PSIA / ONVIFにより各社のカメラがサポートされることでVMS本来の優劣が明確に露見していくのです。VMSの機能や拡張性、品質、堅牢性などはPSIA / ONVIFとは何の関係もないのです。

ユーザはカメラを適材適所と割り切りVMSに厳しい視点を注ぐことは明白です。一定レベル以上のマーケットではオープンITが必須でしょう。 そしてクラウドの潮流にも監視カメラは取り込まれていくことは時間の問題です。

代表的なVMSベンダーとしてMilestone社がユニバーサルドライバとしてプレスリリースしました。

決してプレスリリースはされていませんが、Genetec社もGENERICプロトコル、GENETECプロトコルが知られています。驚くことは最新のGENETEC OMNICASTカメラサポートが一気に増えていることです。GENETECプロトコルはPSIAを互換とした軽量な実装(HTTP CGI)で利用可能でありカメラ・メーカーの技術者は短時間でこれを組み込むことが出来るということです。

Hi

http://www.javatel.co.jp/
http://www.ipcam.tv/
http://www.jso.mu/

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